前回の記事で、近しい友人などのファッションの間違いに気付いたら、指摘してあげるのが優しさだとお伝えしました。
ファッションセンスがある人もいれば、もちろんそうでない人もいます。
相手のファッションの間違いに気付いているのに、何も言わず放っておくより、優しく、敬意を持って指摘してあげた方が、お互いの為になるものだと思います。
当然、頭ごなしに否定するのは良くありませんが、黙っておくのも意地悪な気がします。
間違いを指摘することにより、相手のファッションに対する考えも聞けるので、指摘する側にも、何かしら得るものがあるはずです。
お互いに気持ち良くファッションを楽しむ為にも、指摘できる間柄であれば、指摘してあげるべきだと思います。
指摘する側は、少なからずファッションセンスに自信があるはずです。ということは、当然ファッションが好きなはず。
間違いを指摘することにより、必然と大好きなファッションの話に花が咲き、会話も盛り上がることでしょう。
相手のファッションに対する明確な目的を探りつつ、間違いを優しく指摘してあげましょう。
相手がファッションに興味があるか確かめよう
いつも、色使いやトータルコーディネートが間違っている…勿体無い…
そんな友人のファッションを目の当たりにしたら、直ぐ様指摘してあげる…のではなく、まずは、相手がファッションに興味があるのかどうか確かめましょう。
もともと、そんなにファッションに興味がない相手に、ファッションの間違いを指摘しても、十中八九煙たがれるだけですし、むしろ指摘するのもお門違いです。
そうならない為にも、まずは軽く、「いつも服はどこで買ってるの?」とか「そういう感じの服装が好きなの?」など軽くジャブを放ちつつ、頃合いを見て、ファッションが好きなのかどうか聞いてみるのがベストです。
そこで、あまり興味がなさそう、あるいは、興味を示さないようであれば、ファッションの話はスパッと終わりにしましよう。
誰がどんな服を着ようが、基本的に自由です。
ファッションに興味がないことは、決して悪いことではないので、そっとしておいてあげましょう。
ファッションが好き、あるいはファッションの話に興味を示す、または、もっとオシャレになりたいという願望が垣間見えたなら、間違いを優しく指摘し、相手に似合うファッションを提案してあげましょう。
ファッションが好きな人同士なら、指摘する側もされる側も、きっと楽しい一時になるはずです。
オシャレをする目的に沿った指摘を心がけよう
オシャレをする目的は、人それぞれありますので、相手の目的に沿った提案を心がけるようにしましょう。
例えば、彼女が欲しくて、モテたいという目的でオシャレになりたいのであれば、女の子ウケするようなファッションを提案してあげましょう。
男性が好むファッションと、女性の好むファッションには、違いがある場合が多いです。
前回の記事に書きましたが、僕の友人(男性)は、自分がカッコイイと思うファッションは、女の子から見てもカッコイイという間違った考えを持っていました。
もっと言うと、男性が好む女性のファッションと、女性が好む女性のファッションも違うし、男性が好む男性のファッションと、女性が好む男性のファッションも違います。
ここを理解していないと、ファッションで異性の目を引くのは難しいし、やっと二人きりで遊ぶ約束にこぎ着けたとしても、ファッションで失敗してしまう恐れもあります。
そもそも、恋愛で大事なのは、ファッションなどの外見要素ではなく、内面要素の方が大事なので、そこのところも頭に入れて置くよう、補足として説明してあげるといいでしょう。
下手に気合いを入れたファッションで失敗するよりは、地味でも無難なファッションで勝負した方が良いです。
結局のところ、オシャレになりたいと思う人は、自分以外の人にオシャレだと思われたいという願望がある場合が多いでしょう。
具体的にどう良く思われたいのか、そこら辺を聞き出して、ファッションを提案するのも面白いですね。
どの様な目的にしろ、オシャレに関心があることは良いことだと思います。
オシャレになり、自信が付けば、様々なことにチャレンジする糧にもなり得ます。
オシャレセンスがある人は、その知識や感性を自分の中だけに留めず、煙たがられない程度にアウトプットして行くべきだと思います。
実際に僕の友人に、オシャレセンス抜群な人がいて、僕自身、その人から数々のことを学ばせて貰っています。
彼のお陰で、少しずつ、大好きなファッションに対する知識が増え、とても充実した楽しい日々を送っています。
ちなみに彼はファッションが大好きでオシャレだけど、ファッションで自分をアピールしない人です。
こういう人が、本物のオシャレさんだなと、つくづく思います。
僕は子供の頃からファッションが好きだけど、大人になった今でも、まだまだ未熟者で、知らないことだらけです。
今後も、自分の価値観のみに留まらず、たくさんのことを学んで行きたいと思います。
もし、自分のファッションに対して、誰かから指摘を受けたなら、柔軟な姿勢で、意見に耳を傾けてみてください。
せっかくのオシャレセンスを磨くチャンスなのですから。