以前に、「服装でのギャップ萌え」について書きました。
普段はだらし無い格好をしているけど、ある日突然オシャレな格好をして来たり、もともとキレイめで大人しいファッションを着ている人が、ワイルドな服装に思いっ切り系統を変えてみたり。
この様な、普段との服装でのギャップで、相手の注意を引くというテクニックについてお伝えしました。
で、それとは逆に、「服装でのギャップ萎え」なんて言葉もあります。今回はそれについて書いて行こうと思います。
ギャップ萎えは、ギャップ萌えとは違い、テクニックなんて呼べる代物ではないです。むしろ注意して避けなくてはいけないことです。
服装だけで、その人の全てが判断されるという訳ではないですが、やはり見た目の印象が人の心に与える影響は大きいです。
特に、男性は女性に比べると感性が乏しいので、もともとのルックスが良ければ、女性のファッションがイマイチでも、なんだかんだ受け入れられる人が多いです。相手の着ていた服を覚えていない男性は多いし、稀に相手の服装なんて見もしない男性もいます。極論を言うと、可愛ければどんな格好していてもありなんです。
それに対し女性は感性豊かなので、着ている服装も含め、トータルで相手のことを見ます。なので、気になる女性がいて、少しでも好感度を上げたいと思う場合は、常にファッションに気を使うべきです。
今回のテーマのような「ギャップ萎え」には特に注意して頂きたいと思います。
ギャップで感情は大きく動く
着ている服で、必ず人の印象は変わります。印象とは、相手の気持ちの物差しのようなもの。
清潔感のある服装の人には、部屋も清潔感があってきちんと片付けや家事が出来る人のような印象を持つし、だらし無い格好の人には、私生活もだらし無いという印象を持ってしまう。
これら全ての「印象」が、正しい訳ではありませんが、大まかだけど割りと的を射ている場合も多いです。ファッションが、相手に与える印象はバカに出来ないので、恋愛などでは決して無視が出来ない要素です。
ここを突き詰めていくと、ファッションは相手の感情を動かす力があることが分かります。
それが意図的に、良い方向に効果的に働かせる分には、ファッションはとても頼もしい味方になり得ます。以前紹介した「服装でのギャップ萌え」がひとつの良い例です。
しかし、その逆の「服装でのギャップ萎え」が働いてしまうことも十分あり得るので、注意が必要です。時として、ファッションは相手にマイナスの印象を与えてしまうということを理解しておくと、スムーズに今後の人生を歩んで行けるかと思います。
ビジネスマンや制服勤務の方は要注意
良くビジネスマンの男性の間で言われているのが、スーツの着こなしで、取引先の人に与える印象が変わるとか、仕事が出来るかどうかの判断基準になるなんていう意見を度々耳にします。
これは最もな意見だと思います。やはり、見た目の印象は相手に、時として多大な影響を与えるものです。実際に仕事が出来る出来ないの話は関係ありません。あくまで仕事が出来そうな人だという印象。
仕事が出来る『事実』と仕事が出来そうな『印象』は異なるものですが、全くの別物でしょうか?僕には、少なからず接点があるものだと思います。
それすらも、僕の勝手な『印象』であることは確かです。印象とは、相手の勝手な思い込みでしかない。しかし、だからこそ、相手に与える印象というものは無視できないものなのです。
納得が出来ない人も多いかと思いますが、相手に「そう思わせたら勝ち」みたいなところが人間社会にはあります。
実際に仕事が出来ない人でも、上司に仕事が出来る部下という強い印象を与えてしまえば、その人は仕事が出来る人という評価を得られます。
人間の脳は意外と単純なもので、これは恋愛にも当てはまります。
「清潔感があって素敵な人」・・実際はそうじゃなくても、相手にそう強く思わせたら勝ちなんです。
さて、本題に入ります。その相手に与える「印象」が、大きくマイナスに働いてしまうのが「ギャップ萎え」です。
これはどういう時に起こり得るのかと言うと、相手のことをプラスに捉えていたけど、マイナスの面があった場合にギャップ萎えは起こります。
そのプラスとマイナスの振り幅が大きいほど、その人への印象はガタ落ちします。
それはファッションでも十分起こり得ること。特に、職場恋愛の場合は注意が必要です。
普段はビシッと格好良くスーツを着こなしていたり、制服勤務の職場では、制服姿が様になっていて、なんでも卒なく仕事をこなすリーダー的存在の男性達。
そんな男性に、心を惹かれてしまう女性は多いです。
そして、いざ休日に二人きりで会うことに。
その時の男性の服装がダサかったら、確実に幻滅されます。
それもそもはず。彼女達は、普段の職場での男性の「印象」に惚れた訳です。その「印象」が崩れた時の気の変わり様は、かなりのものです。
実際に、その印象のギャップだけで、一気に男性に興味がなくなる女性は多いです。
「早く帰りたい・・」そう思われても無理はありません。
服装だけで、その人の人間性を判断されるなんてたまったもんじゃないですが、こういった事例が多々あることは事実です。その事実を無視することは出来ません。
普段から、服装がイマイチの人が、デートの日に普段通りイマイチな服装でも問題ありません。相手の女性は、服装がイマイチな状態の彼のどこかしらに好印象を持っているから。
ギャップというものは、相手の心理を大きく揺さぶります。特に女性の方がその揺れ幅は大きいです。
こんなことにならない為にも、「服装でのギャップ萎え」には十分注意を払わなければなりません。もちろん、服装だけ良ければ後は全て良しということではないので、デートの時は最低限のマナーも守るように心掛けましょう。
服装も、マナーの1つだということを忘れずに。