オシャレを意識している人は、大抵周囲の人から良く思われたいという願望があります。
対して、周囲の目なんか気にせず、独自のオシャレを楽しんでいるという人もいます。
前者は他人から服装を褒められると、嬉しく思い、気分が高揚することでしょう。
後者ははなから他人の目なんか意識していないので、服装を褒められても然程嬉しく思わない人もいるでしょう。
あなたはどちらのタイプでしょうか?人目を気にし、自分の外側に向けてファッションアピールをする人?それとも人目は意識せず、自分が納得するよう内側に向けてファッションアピールをする人?
いずれにせよ、あなたが周囲の人から服装を褒められたら、素直に喜ぶべきです。日本人には褒められると謙遜する人が多いですが、謙遜はとてもネガティブなことで、セルフイメージを下げるばかりか、相手にも失礼です。
これは、後者のように周囲の目を気にしない人に言っているようで、実は前者のように周囲の目を意識しているタイプの人に多い事象です。
謙遜は日本人の悪しき文化と言っても過言ではありません。
楽しいファッションライフを歩む為にも、謙遜は止め、褒められたら素直に喜ぶようにしましょう。
謙遜は相手を「否定」し自分を「卑下」する態度である
考えても見てください。
人から良く思われたくてオシャレをしているのに、いざ服装を褒められたら「いやいやそんなオシャレじゃないですよ」と謙遜する。
…なんじゃそりゃ。
しかも、ほとんどの人が薄ら笑いを浮かべながら謙遜する。その表情からは、嬉しさと恥ずかしさが伺えます。
いや、嬉しいなら素直に喜べば良いじゃないですか。「そんなことないですよ」って、相手の言葉を否定してますからね。
分かります?謙遜は相手の感性を否定しているのと同じなんです。
きっとほとんどの人が謙遜は礼儀だと思っているのでしょう。褒められたことに対して素直に喜ぶと、まるで付け上がっているように捉えられる恐れがあるから、控えめに喜ぶよう謙遜という態度を取る。
ほんと下らないです。
実際謙遜された側はそれで嬉しいですかね?自分がオシャレだと思って言ったことに対して、「そんなことないですよ」と否定される。
確かに、日本にはそんなやり取りが正しいという風潮がはびこっています。
ファッションに限らず、全てのことに対して言えることです。
「君って仕事が早いよね」
「背が高くて素敵ですね」
「綺麗な髪ですね」
「字が綺麗ですね」
そんな褒め言葉に対し「そんなことないですよ」と否定するのが当然と言えるのが日本の文化です。
けど、こういうやり取りに縛られている人には、大した人はいません。
謙遜する側も、謙遜されて何も思わない人も、つまらない人間ばかりです。
稀に褒められて本気で謙遜する人もいますよね?眉間にシワを寄せ、困ったような表情で否定してくる人。
こんな態度で謙遜されたら、褒めた方は気分を害します。
褒められたら素直に喜べば良いんです。それが例えお世辞だとしてもです。
「またまた~」
「褒め上手なんだから~」
「褒めたって何も出ませんよ~?」
なんて言葉で無難に受け流すのも良くないです。
褒められたら素直に「ほんとですか?ありがとうございます!」で良いんです。
だって褒められたら嬉しいじゃないですか?せっかくのポジティブな感情を押し殺してどうするんですか。例え照れて素直に喜べないのも罪です。照れながらでも「ありがとう」と言えば良いんです。
謙遜するのは相手の言葉を否定するのはもちろんのこと、知らず知らずにセルフイメージを下げる作用があるので、良くないです。このように謙遜するのは礼儀正しく謙虚に振る舞っているようで、ただ自分を卑下しているだけに他ならないのですから。
稀に、謙遜しない人に対して、(少し褒めたくらいで調子に乗るなよ)と思う人もいるのも事実です。しかし、こういう人は器の小さい寂しい人間なので、勝手にそう思わせておけばいいです。まぁ単純に性格が悪いってことです。嫌味で褒めてくる人とか…。
そういう人に対しても、褒め言葉を頂いたら素直に喜びの言葉で返しましょう。つまらない人間に合わせる必要はありません。例え(調子に乗るなよ…)なんて思われても、それはそれで良いことです。つまらない人間に従ったり好かれたりすると不幸になりますからね。どんな人にも臆せず、喜びの言葉で返すようにしてみて下さい。不思議と世界観が変わりますから。
謙遜せず、素直に喜ぶ人って、ポジティブな人が多いです。実際僕の周りの素直な人には、成功していたり、人生楽しんでいる人ばかりです。
服装を褒められたら素直に喜ぶこと!
それが、オシャレをする上で何より大切なことかも知れませんね。