着る服なんてなんでも良い。ファッションに興味がない。オシャレなんて考えたこともない。
なんて人いますよね。
ファッションが好きな僕からしたら、ありえない思考です。
もし、自分がファッションに興味がなくなったら、人生の楽しさが半減、いや、下手したらそれ以上につまらないものになってしまうんじゃないかと思う。とりあえず今のところは、僕にとってファッションは手放せないもの。無くてはならないもの。
だから僕には、ファッションに興味がないという人の考えが理解出来ない。
理解できないけど・・羨ましくも思う面もある。
矛盾しているようだけど、たまにファッションに興味がない人に憧れることがある。
僕も『着る服に一切縛られない人生』というものを経験してみたい。
服に縛られた人生と言えるのかも・・
僕は、幼い頃から着る服を意識していたから、ファッションに興味がないという人生を歩んだことがない。
学生の頃は、人によく思われたいとか、周りの目を気にしてオシャレを意識していたし、大人になってからは、自分の気分を上げるためだとか、ダサい自分が許せないからオシャレしたり・・もちろん今でも、周りの目を気にしてオシャレを意識することもある。
とにかく、今までの人生で、着る服を意識しなかったことはないんじゃないかってくらい、ファッションが好きな訳です。(オシャレがオシャレじゃないかは別として。)
これは、今までずっと『服に縛られた人生』を送って来たと言っても過言ではないかもしれない。
まぁ縛られたなんて言い方すると、悪い印象があるけど、決してネガティブな意味ではない。
けど、ファッションが好きだからこそ、服で不自由な思いをしたこともたくさんあるのも事実。
ファッションが好きな人なら、僕と同じように、着る服で不自由な思いをしたことがある人も大勢いるはず。
準備に時間が掛かる
オシャレに余念がない人は、そうでない人と比べると、とにかく出掛ける準備に時間が掛かる。
着る服なんてどうでもいいと思っている人は、起きてからものの5分で家を出れるのに対し、オシャレに余念がない人は、起きてから家を出るまでに、1時間くらい掛かるなんてざら。女性の方は1時間なんかじゃ全然足りないって人も大勢います。
実際、僕の場合は、早くても最低30分は時間が欲しいところ。近場のスーパーやコンビニに行く場合は5分〜10分くらいで、デートや遠出の場合は、1時間くらいかなぁ。親しい友人と遊ぶときや、仕事に行く場合が、最低30分欲しいって感じかな。
これに対し、オシャレのことなんて考えない人は、大体どんなときでもすぐに支度を済ませて、家を出れます。髪もササッと寝癖を直す程度の男性だと、ほんとに驚くほどのスピードで準備が終わります。
これって凄いことだと思います。
だって、準備に時間が掛からない分、他のことに時間を割り振れるわけでしょ?
約束の時間ギリギリまで睡眠したり、起きてから出掛けるまでに、何か本でも読んだり、軽く部屋の掃除したり、スマホのアプリやったり、ボーっとしたり・・
勉強や趣味、なんでもいい。とにかく、自分のために使える時間を、容易に確保出来るわけだ。
これは本当に利点だと思う。
対して、オシャレに余念がない人は、着る服がなかなか決まらなかったりしたときなんて最悪。どんだけ準備に時間掛かるんだよって、自分でも嫌になるくらい時間がかかることもある。
髪型や、男性の方なら髭、女性の方ならメイクと、服以外にも、気にかけるところもある。いや、むしろ、着ている服がどんなにオシャレでも、その他が疎かだと、せっかくのオシャレも台無しになり兼ねないから、服以外のところも、しっかりと整えなければならない。
これは、ある意味時間に不自由していると言える。
じゃあ着る服気にするのやめればいいじゃん?いやいや、それは無理。
だってやっぱりファッション楽しいもん。
上手く決まらなかったときは気分が落ちる
どんなに時間を掛けてその日着る服をコーディネートしても、上手に決まらないなんてこともある。
そんな日は、とにかく1日中ブルーになったり、酷い時には、早く家に帰りたいと思ったり・・。この様に、その時のコーディネートの決まり様で、その時の気分が左右される。
オシャレに決まってるときは気分が上がって良いんだけど、そうじゃない時は・・最悪。
でも、服に興味がない人は、そんなことで気分が浮き沈みすることなんてない。
やはり、これも利点だと思う。
いちいち着る服や、髪型で気分が左右されていたら疲れる。基本的に、気分は一定に保っていられる方が、何かと人生スムーズに事が進むものだと思う。
じゃあファッションなんて気にするのやめればって?何回も言わせないで下さい。それは絶対無理!!
ファッションは生き甲斐だからさ。
あーあ。こんな不自由な思いをするなら、ファッションに興味を持つんじゃなかったなぁ。
なんて。
さてと、明日何着ようかなぁ。